2021年令和3年9月に、自主生産グループとして「ことのはSweeas」と銘打った活動を開始しています。
生産品は、自主開発のクッキー「ことのはわかば」、パウンドケーキ「ことのはパッション」を中心に販売を開始しています。
メインの「ことのはわかば」は、お使いもの用に商品開発をしました。
アーモンドプードルをベースに仕込んでありますので、味はたいへんよろしくなっています。
是非ご賞味いただき、大切なあの人たちにもぜひお召し上がりいただいてください。
贈答品としてもどうぞお使いください。
Spiritsでは、この度軽作業部門として、サンドブラストを新たに導入致しました。
江戸川区松江の所在である(株)不二製作所(https://www.fujimfg.co.jp/)のご協力を得て、サンドブラスト部を新設致しました。
広義的にサンドブラストとは、コンプレッサーによる圧縮空気と研磨剤(金剛砂など)を混合した物を、対象物に吹き付けて加工することを指します。
sand⇒砂、blast⇒吹き付ける、というように直訳するとイメージがしやすいかと思いますが、実際には「sandblast」という単語が存在し、1.(研磨のための)砂吹き、2.砂吹き機、3.砂あらし、と言った意味になります。
現在サンドブラストは、錆取りや塗装下地処理としての工業用途、陶器やガラス等へ彫刻するガラス工芸用途として使用される事が多いようです。
サンドブラストは1870年アメリカのテイルマンにより、船舶の錆落とし用として発明されました。
その後、このサンドブラストという技法をガラス彫刻用にアレンジする事により、手軽にガラスを加工することが出来るようになりました。
アール・デコ期を代表するガラス作家モーリス・マリノ(1882~1960)が多用した彫刻技法でもあります。
稀にサンドブラストを”エッチング”と表現をされる事もありますが、エッチングは元来、薬品によりガラス表面を腐食させることで表現する技法でした。
その薬品は劇薬で廃液処理施設を備えなければ出来ない大がかりなものでしたが、サンドブラストという技法を代用することにより、短時間で制作できるうえ、彫刻面の深さなどを微妙に変化させることができ、彫刻に立体感を持たせる「段彫り」といったサンドブラスの中でも高度な技術を要する技法も可能です。
サンドブラスト加工では、特殊フィルムを用いて高精細なマスキングフィルムを作成し、対象物へ貼り付けます。
マスキングフィルムを貼り付け、加工を必要としない箇所を養生し、サンドブラスト加工を施します。
文字や柄、オリジナルデザインなどを加工(彫刻)することにより、それぞれの製品が完成となります。
本法人本社藤ビル2階に、サンドブラスト部は開所しています。
様々な試行錯誤を重ねているところですが、商品として売り出すためのその日に供えています。
どうかその日を楽しみにお待ちください。